HIDE MIZUMOTO 本店

Simplification

シンプリフィケーションの概念

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シンプリフィケーション(simplification)とは、Google翻訳によると簡素化、単純化と翻訳されます。みなさんも良くご存知の「シンプル」という単語から来ています。

今日、お話したいこと
1.「好き」とその場で言えたら、どんなに楽だろうか
2.許可が欲しいタイプと与えるタイプの人
3.世の中をどんどん便利にしていこう
4.やりたいことをやる

「好き」とその場で言えたら、どんなに楽だろうか

中高生の頃、もっと素直にならたらな・・・

という甘酸っぱい思い出はありませんか?

「好き」というのは評価なのだから、相手の価値に気づいた喜びを、相手に伝えたり、価値に報いる奉仕ができたなら、それだけでスッキリするのに。

友達がどう思うだろうか?とか、拒否されたらどうしよう?とか。目に見えない問題点を次々と、無駄な想像力を駆使して、自分をいじめるものです。

一番簡単なのは、言ってみる、やってみる。

これで正しく答えが返ってくるでしょ?今、私たちに必要なのは、 “シンプルに” シンプリフィケーションの概念である!と提案してみたいと思います。

許可が欲しいタイプと与えるタイプの人

世の中には、リア充と非リア充がいます。

リア充とは、あらゆる社会の事象に対して「自分は楽しむ権利がある」と乗っかることができる人。

サッカーの試合とか、ハロウィーン仮装とか、一見貧乏な外国の、底辺の娯楽みたいなものに躊躇なく参加し、どんなに白い目で見られても平気な人。

リア充は自分が、参加するにふさわしいと資格を与えるからすごいんです。

ところがどっこい、そんなリア充も就職活動という通過儀礼を経由すると、権利は相手から与えられるものになってしまいます。

女子アナウンサーになりたいなら、キー局に採用されなくてはならなくなり、
漫画家になりたいなら、出版社に企画を採用されなくてはならなくなり、
ラーメン屋になりたいなら、人気店に弟子入りしなくてはならなくなるわけです。

誰かから、「あなたにはその資格がある」という指示待ちになってしまう人が多いわけです。

世の中をどんどん便利にしていこう

学校で習ったことは、社会に出てからは全然役に立たない。

と思っている人は多いと思いますが、実は、そんなことはありません。
特に「歴史」はとっても役に立ちます。

人類の歴史は必ず、どんどん便利になるように進んでいきます。

スティーブ・ジョブズみたいな人が、既得権益を守ろうとする抵抗勢力と戦い勝利するということの繰り返しです。

Amazonって、とっても便利ですよね。
書店に行ったのに在庫がないとか、10m歩くのに20分必要なよぼよぼのご老人なんかが、自宅に居ながらにして読みたい本を手に入れることができるんですよ!すごい。

クララが立ったのと、同じくらいの効果!

しかし、一方でリアルな書店をガンガンつぶしています。そして、大量の失業者を生み出しています。

1990年代には、2万2千店舗を超えていた書店は、2014年時点ですでに13,943店舗まで減っています。まあ、書店みたいなのんきな業態で、いつまでも食えると思っている方が異常ですが・・・

「父ちゃんの仕事を奪った憎いやつ」と幼心が傷ついた子どもがいるかもしれませんが、お父ちゃんは今頃Amazonでいっぱい本を買っていると思います。

車が生まれれば、馬車はいらなくなります。
自動改札が設置されれば、切符切りの名人はいらなくなります。
彼らを守ることに公共の福祉はないわけです。

この事実から、どういう事が言えるかというと、

書店の店員に採用されなくても、Amazonを作れば良いじゃん♪
ってことです。

世の中をもっと便利にすれば、権利を与えてくれる誰かに頼ることなく、自分で権利を発行できるようになるということです。

やりたいことをやる

漫画家になりたいなら、出版社に許可を求める申請を出し続けるよりも、電子書籍で市場に問うてみてはどうですか?「漫画描いてみたけど、需要ある?」って。

あなたが漫画家としてやれる人材なら、出版社が頭下げてくるって。

でも、出版社みたいな中間コストを通さない方が、自分の取り分は多くなりますよね。別に出版社の人間を食わせてやることなんてありませんって。

たぶんこの波は、次はテレビ局に来るでしょうね。

電通とか、業界人とか、年収が高いことを自慢してくると思いますが、そんな中間コストを食わせてやることなんてないわけでしょ?

暇人しか見ていないテレビの、かつスキップされるCMに莫大なコストをかけて、企業は広告費として商品の価格に上乗せ反映させてるんだから、いい迷惑ですよ。

もうね、やりたいことは自分でやる時代ですよ。

インフラは出そろっているんだから。kindleiBooksYouTube・・・なんでもあるじゃないですか!

サラリーマンは、前年と同じことをしていても給料が減らないんだから、大企業の動きを基準にものごとを判断していてもダメです。個人が何やっているのかを観察していると損しないですよ。

もちろん、失敗は多いですが、別にリスクないですよ。コストかからないんですから。

「私はこんなことを考えています!」

と言っちゃう。好きなら「好きです」と言っちゃう。
そうすると、正解を返してくれるから、

断られたら改善。
受け入れられたら、もうちょっとチャレンジングな相手にも「好き」と言ってみよう。
シンプルでしょ?

人間の寿命ってある程度上限が決まっているから、どうせなら今すぐスタートした方が得なのはわかりますよね。10回できたことが、9回とか8回で死んじゃうんだから損です。

蛇足

今、私が一番会いたい人

池澤あやかさん (Official Ayaka Ikezawa

tumblrのカスタマイズについて聞いてみたいです。